文春オンライン

2022/09/25

楽天イーグルスはなにかに取り憑かれてしまったのだろうか?

 フレディ? ジェイソン? チャッキー? 楽天イーグルスはなにかに取り憑かれてしまったのだろうか?

 元楽天の野村監督は連勝中、同じパンツを履き続けたと聞いたことがある。それに習ってか銀次も連勝中同じパンツを履き続けているらしい、ということは今シーズンの銀次は土曜日はちゃんと新しいパンツ履けているのか、となんだか安心した。いやそうではなくって流れの悪いときこそ、神頼み、ゲン担ぎをしたほうがよいのではないか?

「たしかにプロ野球選手の間では、タコを食べないとか調子の良い選手に触るなど、ゲンを担ぐことありますね。私も、五棵松野球場での世紀の落球の経験の後、その悪夢を払拭するために神頼みをしたことがあります。しかし、まったく!効きませんでしたけどね。未だに外野フライ飛んでくると悪いことが起こると思っています」

 と語るのは北京五輪で“何かに取り憑かれてしまった”大先輩のG.G佐藤氏。

「負けが続くと、球場に着いた段階で“今日も勝てないだろう”という雰囲気が出てしまう。現役の頃、ロッテ時代に伊東監督の元、10連敗以上の大型連敗を喫したことがあります。今回の楽天の場合、その雰囲気を打ち破る選手が出てきていない、ということですね」

 ではこの状況を打開するにはどうすればよいかのか? 今度はプロ野球解説者・G.G佐藤氏に話を伺う。

「連敗の雰囲気を変えるのは本当に難しいものです。本来ならば二軍から上がってきた若手がその役割を担えるのが一番良いですね。ましてや今、シーズン最終盤。優勝、CS進出だけでなく、プロ野球選手にとって、ここから数試合で結果を出さないと来年に繋がらない選手もいます。生き残りをかけた選手たちの活躍で忌々しい呪いを吹き飛ばしてほしいです」

 最近二軍から上がってきた若手といえば開幕マスクを被った背番号55・安田悠馬が筆頭か。開幕戦でプロ初HRを打ったルーキーなら雰囲気を変えてくれそうだ。ローテーション通りなら今年最後の金曜日は再び涌井様が登板。最後に涌井秀章解説者のG.G佐藤氏に話を伺った。

涌井秀章

「涌井くんは(今回の先発で)課題である立ち上がりを0で抑えたのは大きい。悪い時に大崩れしないことが重要。涌井くんは掴みどころがない人間です。そこが彼の良いところでもあります。掴みどころがある人間の方が、投手としては読まれやすいですからね。『ステーキのどん』に行っても、美味しい!とかあんまりリアクションしません。投手にとってポーカーフェイスでいることはファンの方が思ってるより何倍も強い武器ですよ」

 ブラックフライデーからはじまった8連戦、残念ながらイーグルスは連敗でスタートした。優勝まで一試合も落とせない状況となり、来週金曜日も絶対に負けられなくなってしまった。安田がスタメンマスクを被り、涌井がポーカーフェイスで投げきる…涌井ー安田のバッテリーならこの忌々しい呪いをといてくれるのかもしれない。

 See you on Friday…….

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