「実はオンエアの1カ月ほど前の9月13日、静岡県警が強盗致傷と住居侵入の容疑でニャンニャを逮捕したと発表したのです」(ニャンニャの知人)
地元紙記者が解説する。
暴力団組員と凶悪事件を起こしていた
「強盗事件は9月4日午後3時半ごろ発生しました。いずれも50代の指定暴力団稲川会系組員2人が、静岡県袋井市の男性宅に侵入。男性の顔を金づちや拳で殴った後、両手両足を粘着テープで縛って『おとなしくしろ』などと脅し、現金約230万円と乗用車や時計などの物品10点、計694万円相当を奪ったとされます。男性は骨折など全治約4週間のけがを負いました」
ニャンニャこと大阪市天王寺区の飲食店店員・満名(みつな)健吾容疑者(39)は、逮捕後の取調べで、事件の見張り役を務めていたことがわかり、10月14日に強盗ほう助罪で起訴されている。
だが、ニャンニャの余罪はこれだけではなかった。
「ニャンニャは犯行翌日、事件で奪ったロレックス製の腕時計を大阪市のブランド品買取店で売却。盗品であることを隠し、買い取り代金約100万円をだまし取ったとして10月3日、詐欺容疑でも再逮捕されています」(同前)
前出の知人が明かす。
「ニャンニャは10代の頃から大阪でホストをしていました。以前、『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)で自分の彼女をホストにナンパさせて浮気心を試す企画があり、それに出演したのをきっかけに売れ始め、老舗のホストグループでナンバー1になったこともあります。仲の良い芸能人も多く、加藤紗里とも大阪でよく飲んでいたのは事実です。本人は『付き合っていた』と言ってましたが(笑)。ホストを引退した後は自分でバーを経営していましたが、ギャンブルにはまってしまい、方々に借金をして首が回らなくなった。借金取りに追いかけられて、何度か姿をくらましたこともある。結局バーはつぶれて、今はホストに戻っていました。ニャンニャは、この事件を起こした暴力団組員の使い走りだったんでしょう」
今回の事件のことは、大阪・ミナミの界隈では有名だったという。