「これまでの私、これからの私を、この写真集で感じていただけたら幸いです」

 9月8日に写真集「私。」を発売した本仮屋ユイカ(35)。朝ドラ主演女優が水着のみならず、下着姿を披露する写真集を出すのは珍しいことだが……。

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大ブレイクしたのは2005年、18歳の時

 東京・目黒区出身の本仮屋は幼少時、安室奈美恵に憧れ歌手になりたかったという。9歳で児童劇団に入ると、10代で「三年B組金八先生」(TBS系)、映画「スウィングガールズ」などに出演して注目を集めた。

本仮屋ユイカ

 大ブレイクしたのは2005年、18歳の時。

「NHK朝ドラ『ファイト』のヒロインに抜擢されたのです。競走馬の牧場経営を目指す少女役で、本仮屋は『女優としてやっていく決意ができた』と語っていた。両親役が緒形直人、酒井法子と当時では豪華なキャストでしたが、平均視聴率は16.7%と伸び悩みました」(テレビ誌記者)

朝ドラ「ファイト」のヒロインに抜擢された18歳の頃の本仮屋ユイカ

演技はそつなくこなすが…

 日大芸術学部演劇学科を卒業すると、12年から3年半にわたり「王様のブランチ」(TBS系)のMCを務め、お茶の間の認知度もアップ。一気に“主演級女優”にのし上がるかと思われたが……。

「ドラマにはコンスタントに出演するものの、脇役がほとんどです。今年出演した民放ドラマも2本とも脇役で、主演はTOKYO MXの30分ドラマ『片恋グルメ日記2』のみ。レギュラー番組もラジオ2本だけで、いまだに代表作は朝ドラなのです」(同前)

 いったいなぜか。ドラマの制作関係者は「演技はそつなくこなすが、芝居が目立たないんです」と明かす。