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「愛子さまは成年式や会見と同じくテーラードカラーです。雅子さまがよくお召しになっているデザインで、お母様への尊敬のお気持ちと品格が感じられます。丸みを帯びた襟先も愛子さまの柔和な雰囲気によくお似合いです。

 佳子さまのローカラーとパールのネックレスは愛子さまよりややカジュアルで“一歩引いた”印象です。華やかな赤は、雅楽の演目『陵王』の装束と合わせたのかもしれません」

 平安時代、宮中に咲く梅の花も聞いたであろう調べに、お二人の顔もほころんでいた。

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鑑賞中には笑顔でご歓談される場面も見られた
 

写真提供 JMPA