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「たくさんの批判が起きることは理解していますけど…」
「失点したらいつもガクッときますよ。でも、今はまだなにも勝ち取ってないし何も失ってない(グループリーグ突破も敗退も決まっていない)。次に向けてやるだけ。たくさんの批判が起きることは理解していますけど、個人的にも日本代表としても、こういう大きな大会、注目される大会で批判というのはつきものだし、それをマネージできないとここ(ワールドカップの舞台)には立てないということ」
失点シーンについて、批判的な意見が書かれることは想定していた。たとえそれらを目にしても、メンタルはマネジメントできる、自らコントロールできると自分に言い聞かせるように、続けた。
「前回大会も川島選手がそういう姿を見せて、(自分たちも)やっぱりもう一回立ち上がらないといけないし、自信と勇気をもってスペイン戦に挑まなきゃいけない。まあここで、全てを投げ出すにはまだ早すぎる」
「前回大会の川島選手」とは前回ロシアW杯のグループリーグ第2戦セネガル戦で、GK川島永嗣が相手にパスを渡すようなシュートの防ぎ方をし、先制点を許したことだ。多くの批判を浴びたが、それでも続くポーランド戦、決勝トーナメントのベルギー戦ではなんら変わった様子は見せず、いつも通りゴールマウスに立ち、後方からチームを支え続けていた。
森保ジャパンでは控えGKに回っている川島は、吉田のワンプレーを取りざたするよりもチームとしてやるべきことがあると語った。