茨城県在住の94歳YouTuber・最強ばあちゃんが出演する『最強ばあちゃんときどき玄孫』。このチャンネルでは子ども5人、孫7人、ひ孫5人、玄孫3人を持つ最強ばあちゃんの日々の生活の様子を配信している。
90歳以上歳の離れた玄孫(やしゃご・孫の孫)と最強ばあちゃんのやり取りが話題となり、チャンネル開設から1年足らずで総再生回数は700万回を超えている。
そんな最強ばあちゃんとチャンネルを運営するひ孫のゆいさん(24)とわたるさん(19)に、チャンネル開設をしたきっかけやYouTuberになって変化したこと、5世代大家族のリアルについて話を聞いた。(全2回の2回目/前編を読む)
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お年玉はめちゃくちゃ多くもらえるが、あげるのも大変
ーーひ孫さんからすれば最強ばあちゃんは、「曽祖母」にあたりますが、「ひいおばあちゃん」ではなく、「ばあちゃん」と呼んでいるんですね。
わたる(ひ孫) そうなんです。家族5世代あるあるなのかもしれないですが、僕たちの母のことを名前で呼んでいて、祖母を「かあさん」、曽祖母を「ばあちゃん」と呼んでいます。母が、祖母のことを「かあさん」と呼んでいたので、僕たちも自然とそう呼ぶようになりました。
ーー5世代ならではなんですね。他に“家族5世代あるある”を挙げるとするならば何がありますか。
ゆい(ひ孫) お年玉がめちゃくちゃ多くもらえることですかね(笑)。一般的な金額を知らないけど、多分倍以上はもらっていると思います。その分、あげるのも大変ですが……。
あとは各世代に誰かしらいるから人生相談をしてもらえる機会が多いとか。夜ご飯も誰かしらが家に持ってきてくれるよね。たくさん作ったからお裾分けとか。
私は今2人の子どもがいるんですが、みんなに育ててもらえるのもいいですね。家族がやっている仕事場に子どもを連れて行くと、おばあちゃんたちみんなで遊んでくれるから安心です。
小さい頃から上の世代の賑やかさを見ているからか、自分も早く家族がほしいと思うんですよね。私の母も結婚が早かったし、私も24歳ですけど、結婚して2人の子どもがいて。ばあちゃんが生きているうちに玄孫を見せてあげたいという気持ちが強かったです。
わたる 家族5世代いると、みんなで集まる時に人が多すぎて部屋に入りきらないこともあります。一部屋じゃ足りないので襖を外して二部屋に繋げないといけなくて。それでも足りないくらいですが。
僕なんかはもう誰が誰なのかわからないことも多いです(笑)。名前はわかるんですけど、家系図のどのあたりにいる人なのかまではわからなくて。でも、ばあちゃんは一目でわかるよね。この人は「四女の子どもの子どもだ」とかってパッと出てくる。