先に坂本選手の方からA子さんにアプローチ
親友がA子さんから聞く限りだと、A子さんが坂本と出会ったのは「2年以上前」のこと。A子さんは友人から誘われた野球選手複数人が集まった飲み会で坂本と知り合ったという。
「A子は野球には疎くて、出会った時、坂本選手が野球選手だと知らなかったそうです。『周りの人が持ち上げていたからすごい人なのかなくらいだった』と笑って話していました。アプローチをしたのは坂本選手から。飲み会が始まってすぐに声をかけられた、と。
飲み会で坂本選手はいつも場の中心にいますから。周囲に慕われている男性から積極的に喋りかけられて、A子も喜んでいました。A子からはその日『連絡先を交換した』と報告がありました」
飲み会を機に始まったふたりの関係。坂本は多忙なスケジュールの合間を縫って、月に1、2回ほどA子さんを自身のマンションへ呼び出すようになったという。
「A子は『勇人くんが、いつ会っても可愛いねって言ってくれるんだ』とよく惚気ていました。特に一緒に何かをしていたわけじゃないけど、『一緒にいるだけで楽しい』って。相手は有名人ですから、惚気る場が少なかったんでしょうね。私には頻繁に連絡してきていました。
野球にはまったく興味がなかったA子ですが、『彼のことをもっと知りたい』と野球について勉強したり、彼が出ている試合の結果をこまめにチェックしてもいました。試合に勝った時にはその度にお祝いの連絡を入れていたそうです」
増えていった“都合のいい扱い”
A子さんは坂本と良好な関係を築いているように見えたという。しかし、その関係はいつの頃からか変わってしまった。坂本の話をするA子さんの表情に陰がみえるようになっていった。
「最初はラブラブだったのに、途中から“都合のいい扱い”を受けることが増えてきたみたいなんです。落ち込んだA子が『これ、どう思う?』と、坂本選手とのLINEのやりとりをスクショで送ってくることも増えました」
A子さんから送られてきたというスクショには、坂本とのこうしたやりとりが残っている。
坂本 《はい!昼から飯まで暇やったから家いこうと思ってたのにー》
A子 《最悪 死にたい。》
A子 《次はいつが空いてるの?》
坂本 《いやタイミング気分屋野郎やからわかりまてん》
A子 《決めて また会えないんじゃないかと思うとやだもん》
坂本 《寝てたやつが悪いでーす》
A子 《ひどいよ たまたま寝てただけじゃん 会いたい気持ちでいっぱいなのに。》
「深夜にもかかわらず急に呼び出されることも増え、A子さんはそのたびに慌ててタクシーに乗り込み会いに行くこともありました。坂本選手はかなりの気分屋で振り回されることも多いと嘆いていました。会えるときももっぱら家デート。帰り際には、タクシー代として決まって1万円を渡されていたようです」
そんな関係を不安に思った親友は、A子さんに「それでいいの?」と尋ねたことがあったが、A子さんの答えは「全部理解してるけど、好きだから」。