志保容疑者の娘:
たまっていたものじゃないですか、いろいろ。抑圧されたものが爆発したら、いずれかはなるかなと思ってたんですけど。ただこういう終わりを迎えるのは絶対違うやろなとは。誰かが亡くなって終わる結末は、絶対違うじゃないですか。
時折、震える声をぐっとこらえながら語る娘。
近隣住民によると、夫婦げんかの声が朝方や深夜にも漏れ聞こえ、警察が駆けつけたこともあったといいます。
志保容疑者の娘:
多分激高して忘れただけだと思うんで、殺意は無いと思うんですけど。家に弟おるっていうこと忘れていると思います。忘れるのもどうかと思いますけども。
放火の原因は金銭トラブルか? 数時間前に電話も…
火災が発生する数時間前、翼容疑者から連絡を受けたという人物は、その時、翼容疑者から金銭的支援を頼まれたといいます。
翼容疑者から火事当日に連絡を受けた人物:
お金のことでようもめてたんよ、こんなことなる前もうちのところに電話きてね。火事になるちょっと前、何回も電話があって、お金貸してくださいって。それで、あかんって、無理やでって。そのあとに火つけてこうなったっていうからね。
翼容疑者から「お金を貸して欲しい」と連絡を受けていた人物は、他にも…。
翼容疑者からお金を貸してほしいと連絡を受けた別の人物:
4時から6時の間に、「あの、ちょっと1万円貸してもらえせんかね?」って。まあ、もう(生活面が)しんどいんやろうなって分かるやろ。
志保容疑者は夫婦げんかになった理由について、「夫がお金を家に入れない」と答えているといいます。
しかし一方で、夫婦の関係をよく知る人物は、一家の様子をこう話します。
火事当日に連絡を受けた知人:
お母さんは子供のために、一所懸命頑張ってたわ。(翼容疑者は)仕事も一所懸命やし、仕事もできるし、おとなしい旦那さん。(息子とは)仲良かったと思う、子供中心に考えてたと思うよ。いつもご飯食べに行こうって誘ったりしてたけど、子供が家で待ってるから、ご飯せなあかんからすみませんって、家で帰って3人でご飯食べる。普段はめちゃめちゃ仲いい。
数カ月前には、息子と3人で旅行にも行っていたといいます
警察と消防によると、2人は「自宅の2階には息子がいた」と話していますが、今も連絡が取れていないということです。
警察は遺体の身元確認を急ぐとともに、殺人の疑いも視野に入れ捜査を進めています。
(めざまし8 1月16日放送より)