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《博多女性刺殺事件》「彼女は中洲の高級ラウンジの人気者、容疑者の男は…」被害女性(38)の遺体に残された“強烈な殺意”の痕跡と、容疑者(31)の女性への扱いが滲む写真

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 「いやー」「やめてー!」

 月曜夕方の退勤ラッシュで混み合うJR博多駅付近の路上で、女性の悲痛な叫び声が響く。女性に馬乗りになって刃物で胸などを何度も突き刺す凶行に及んだ男は、立ち上がるとその場から逃走した。

 午後6時過ぎで多くの人通りがあり、目撃者も多数。警察には「女性が刺された」などの通報が相次ぎ、警官が現場へ駆けつけると、福岡県那珂川市の会社員・川野美樹さん(38)が血を流して仰向けの状態で横たわっていた。すぐに病院へ搬送されたが、まもなく、死亡が確認された。事件を取材した大手紙の社会部記者は、凄惨な事件のあらましをこう説明する。

殺害された川野美樹さん 本人Facebookより

「川野さんは頭や胸、腹など十数か所に刃物で刺す、切るなどされていて、目撃者がいる状況でここまで執拗に攻撃を加えた犯人の男には強い殺意を感じます。

「刃物で川野さんを刺したことは間違いありません」

 川野さんは数カ月前から『別れた男性に職場で待ち伏せされている』と何度も警察に相談しており、その男は昨年11月にはつきまといなどの『禁止命令』を受けています。現場付近でもその男の指紋が見つかったことから、自宅を捜索するなど捜査を進めていました」

 川野さんの元交際相手である寺内進容疑者(31)が見つかったのは、事件から2日後の18日。博多区内の路上を1人で歩いていたところを警察官に発見され、任意同行の末、その日の夜に殺人容疑で逮捕された。

寺内進容疑者 本人Facebookより

「男は取り調べに対して『刃物で川野さんを刺したことは間違いありません』と容疑を認める供述をしているようです。2022年の春ごろから川野さんと交際していましたが、ほどなくして別れたものの未練があり、職場で待ち伏せするなど“ストーカー”状態になっていました」(警察関係者)

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