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17歳でコカイン、初体験はパブの裏…赤裸々すぎるヘンリー王子暴露本を書いた“世界一のゴーストライター”

THIS WEEK「国際」

2023/01/28

 モーリンガーは、『ニューヨーク・タイムズ』などで活躍した元記者で、2000年には、ピュリッツァー賞を受賞。ナイキ創業者ナイト氏などセレブ御用達のライターを務めている。本書の印税は明かされていないが、通常の執筆料は100万ドル(約1億2500万円)とされるので、それ以上の報酬だった可能性がある。同書では、17歳の時にコカインを吸ったことや、初体験は年上の女性と賑わうパブの裏の戸外だったことまで、赤裸々に明かす。また、国王やカミラ王妃、兄ウィリアム皇太子夫妻らとの緊張関係も暴露している。

 中でも王位継承順位1位のウィリアムから「メーガンを巡る口論で暴行を受けた」と告発したことや、アフガニスタンで軍務についた際、「25人」を殺害し「彼等を人間とは考えなかった」といった部分は大きな波紋を呼んでいる。

王子の“暴露ビジネス”はまだ続きそう

 さらに複数個所、間違いが指摘され始めているが、その一つが、曽祖母のエリザベス皇太后が亡くなったことを知らされる場面。王子は寄宿学校のイートン校にいた時に電話で知ったと印象深く描くが当時のチャールズ皇太子らと、スイスのスキー旅行からロンドンに戻る姿がパパラッチに撮影されている。こうしたことから内容の信憑性を疑う声も出ている。

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 自伝の出版以来、数々のインタビューで爆弾発言を繰り返す王子は当初の原稿は800頁あり、敢えて掲載しなかった話が存在すると発言。「本当に望むのは説明責任だ。そして妻への謝罪だ」と王室に要求している。王子の“暴露ビジネス”はまだ続きそうだ。

17歳でコカイン、初体験はパブの裏…赤裸々すぎるヘンリー王子暴露本を書いた“世界一のゴーストライター”

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