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憧れの伊藤英明の退所が与えた影響

「エー・チームの創業者は、伊藤英明や吉岡里帆らを見出した先代社長の小笠原明男氏。人望の厚い“カリスマ社長”でした。その小笠原氏が18年に62歳の若さで亡くなった後、事務所の体制には混乱が生じています。全株を保有するオーナーは小笠原氏の妻ですが、後継社長に就いたのは、元々は別の事務所に勤務していたT氏。ところが両者の折り合いが良くなく、T氏の独立が以前から取り沙汰されているのです。当然、その場合は、若手有望株である神尾を連れて行きたいところでしょうが……」

 22年3月には、約20年在籍していた伊藤が退所し、別の事務所に移籍。このことが、神尾の状況にも影響を与えたようだ。

神尾が憧れた先輩・伊藤英明

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「そもそも神尾は、芸能界に入るにあたってエー・チームを選んだのは、『“海猿”を観ていて、伊藤英明さんに憧れたから』と公言している。その伊藤が退所したことも、神尾にはショックだったようです。他方、これで知名度の高い男性俳優は神尾くらいになってしまった。彼にかかる比重も大きくなりました」(同前)