支援物資を届けるため、ロシアが侵攻を続けるウクライナを訪れているデヴィ夫人。
現地テレビ番組のスタジオに招かれ、インタビュー取材を受けた。
ミサイル攻撃の情報も「私は怖くない」
司会:
ミサイル攻撃の情報が頻繁に出ています。怖くありませんか?
デヴィ夫人:
怖くありません。私は第2次世界大戦も経験しています。私はインドネシアでクーデターも経験しています
そのデヴィ夫人が25日、FNNの単独インタビューに応じ、インタビュー取材を受けた経緯を明かした。
デヴィ夫人:
こちらのテレビ局の方からテレビのインタビューを申し込まれました。
45分という長いインタビューでしたので、あちらで今、編集してる最中じゃないかなと思います
デヴィ夫人は今回、首都キーウのほか、民間人の虐殺があった近郊の町、ブチャの病院などを訪問。防寒着やオムツなどの支援物資を届けた。
また、ウクライナ大使館に寄せられた支援物資の輸送に、デヴィ夫人が運営に関わる財団が協力。
石油ストーブや衣料品などが入ったコンテナは4個が、来月中にも現地に届く見通しだ。
ウクライナに到着し、ロシアの攻撃による被害を目の当たりにしたデヴィ夫人。
地雷原を探索する警察犬の訓練所など、様々な場所を訪れた。
現地でデヴィ夫人と面会したアンドリーさんは、デヴィ夫人への感謝の言葉を口にした。
NGO「ドブロダーリ」代表 アンドリーさん:
ウクライナ人さえ、ウクライナに行くことを怖がっている人がいる。
デヴィ夫人が、こんなすさまじい状況…ロシア軍によって、もしかしたらまた攻撃されるにもかかわらず来られたことは、もう頭が下がります
デヴィ夫人は今回の滞在で、ウクライナに対する気持ちを新たにしたと話している。
デヴィ夫人:
何名かの政府の要人の方々とお会いして近況を伺ったり、今までわからなかったこと知らなかったこと、いろいろ分かりましたし、これから私たちも、もっともっと勉強しなきゃいけないなと思ってます。
幸いに私たち今キーウにいるんですけれども、空襲警報のようなものがここ2~3日、全くなくて、人々は普通の暮らしをしている感じです
日本政府の退避勧告が出ているウクライナ。
デヴィ夫人はあと2日ほど現地に滞在する予定だ。
(「イット!」1月25日放送より)