ジャニーズ成人式が17年ぶりに突如復活した理由
ジャニーズ成人式が始まったのは1999年のこと。長瀬智也、堂本光一、森田剛の3人が明治神宮で行い、2000人のファンが集まった。
「山下智久、亀梨和也らが参加し、6000人のファンが殺到した2006年を最後に、安全上の理由で取りやめとなった。式には先輩が立会人として参加しており、99年は近藤真彦。その後は東山紀之、TOKIOとV6の年長メンバーが担いました」(同前)
今年の成人式にも井ノ原快彦と国分太一が立会人として参列。さらにSexy Zoneの菊池風磨も“発案者”として参加した。菊池の父は、ジュリー氏が育てた嵐のデビュー曲の作詞を担当した功労者だ。
今回、17年ぶりに突如復活した成人式。菊池は、ジャニーズの成人式を体験できなかった立場として、「古き良き風習だなと思っていた」と、昔から憧れていたと語ったが……。
「06年、中断前の最後の成人式の時、菊池はまだ10歳で事務所にも入っておらず、やや不思議な発言でした。むしろ業界では『推されているなにわのために復活した』と囁かれています」(テレビ関係者)
“新ジュリー体制”でジャニーズ事務所はどうなる?
元旦の日経新聞全面広告でタレント、スタッフ、経営者が〈同じ目線で語り、夢を分かち合う〉と“所信表明”を掲載したジュリー氏。同日付でグループ会社人事の改革にも着手した。
「ジュリー氏が社長の4社で、ジュリー氏が会長になり、それぞれ新社長が就任した。彼らはレコード会社やプロモーター出身で、数年前に役員に入っており、外部にいたときから嵐のために尽力してきた人たち。本体のジャニーズ事務所の社長業以外の負担を減らそうということでしょう。ただジュリー氏が会長として影響力を持つのは変わらない」(芸能関係者)
“新ジュリー体制”で退所ドミノを防げるかどうかが注目される。