1月27日(土)、トークイベント「カンニング竹山が週刊文春編集長を逆スクープ!」が文藝春秋西館ホールで開催された。今回は「週刊文春」編集長の新谷学が初の顔出し出演。進行アシスタントはAKB48卒業生の戸島花さんが務めた。イベントの様子はニコニコ生放送公式番組と「週刊文春デジタル」、ツイッターのライブ配信アプリ「ペリスコープ」で放映された。
イベントの第1部では、「色んなプロダクションの人に『頼んだぞ』と言われてきた」と“芸能界代表”のカンニング竹山氏が「もう、(不倫報道は)いいんじゃねえか!?と思うんですよ!」と切り込んだことをきっかけに、なぜ『週刊文春』が不倫を報じるのかについてのトークが白熱。竹山氏は「不倫を扱っても部数伸びないでしょ!?」「小室哲哉さんの記事で風向きが変わってきたがどう思うのか」とガチトークを繰り出した。
それに対して新谷編集長は「実際に不倫を取り上げるのは1カ月に1本か2本。しかしレコード大賞1億円買収事件など拡散してほしいことはスルーされ、炎上や拡散が見込める記事ばかりが取り上げられてしまう」と吐露しつつも、「人間には美しい顔も醜い顔も愚かな顔もある。そもそも新聞やテレビが報じない裏の顔に迫っていくというのが、週刊誌の原点ですから」と応戦した。
そのほかにも、竹山氏はフジテレビの新番組キャスターを降板した登坂淳一氏のセクハラ報道に触れ、「(記事を)出さないでおこう、その人のためにっていうのはないんですか!」と問いかけたが、新谷編集長は「『週刊文春』は忖度しないメディア」と答えた。
第2部は一般から募集した質問に編集長が答える「『週刊文春』編集長が全部答える! 今聞きたい50の質問」。「好きな昆虫はなんですか?」という素朴な(?)質問から、「テレビで話題にするために、芸能スキャンダルに力をいれているのは本当ですか?」など編集方針の本質に迫るものまで様々な質問が寄せられた。
竹山氏からのツッコミに、編集長の口から思わずこぼれたのは、「私は『週刊文春』にすべての忠誠を誓っている」「親しき仲にもスキャンダル」「向かうところは敵だらけ」といった、日ごろから編集部で口にしている言葉の数々。「週刊文春」がなぜスクープを出し続けるのかについて本音トークを繰り広げている。
終了後に多くの反響が寄せられたこともあり、イベントの様子は「週刊文春デジタル」会員限定で視聴が可能に。本日1月31日(水)までは「週刊文春デジタル」初月無料キャンペーン中。見逃した方はぜひ下記URLから。
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