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本人は「深く反省している」

 性犯罪やインターネット犯罪に詳しい奥村徹弁護士が話す。

「局部にモザイクがかかっていない動画はわいせつ電磁的記録公然陳列罪に該当し、2年以下の懲役または250万円以下の罰金、科料が科されます」

 また、撮影場所も刑法に抵触する可能性があると指摘する。

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「公然わいせつは目撃者がいなくても、人の目につく可能性があれば成立します。山や森の中はフラッと人が入り込む可能性がある。雑居ビルの屋上はほかのビルから見える可能性があり、非常階段も外の歩行者から目撃されるおそれもある」

SNSには大量の性行為動画が(本人のmyfans〈マイファンズ〉方式アカウントより)

 佐川氏に電話で問い合わせたところ、「週刊文春です」と名乗った途端、「あ、弁護士経由でお願いします。すみません」とだけ言い、電話は切れた。

 佐川氏の代理人弁護士はこう回答した。

「本人は全体として軽率な行動や至らない点があったと深く反省しています。ただ、詳細については他の方のプライバシーにも関わるのでお答えを差し控えさせていただきます。今後も弁護士を交えて適切に対応していく意向です」

 現在配信中の「週刊文春 電子版」では、佐川氏の経歴や人物像、動画販売で得た収益の額、動画に出演していた女性との間に起きたトラブルの内容などについても報じている。

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