「あの人の足音が聞こえるだけで、叱られるんじゃないかと、心拍数が上がっていました」
そうパワハラ被害について重い口を開くのは元ラジオNIKKEIのアナウンサーだ。あの人とは――。
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東工大の生命理工学部に進学し、アナウンサーに
ラジオNIKKEI(日経ラジオ社)は、1954年に日本短波放送として創業。日経新聞の関連会社として平日は金融関係の放送を行うが、マーケットが休みの土日は日本中央競馬会(JRA)のレースを実況することで知られる。
「JRAの実況は同社のアナが担当。競馬場や競馬専門チャンネルなどでも音声が流れています」(競馬記者)
そのアナウンサー陣を束ねるのが、報道・スポーツ局長の中野雷太アナ(48)だ。
「名古屋の旭丘高校から東工大の生命理工学部に進学し、アナウンサーとなりました。昨年、一昨年と有馬記念の実況を務め、冷静沈着な語り口で定評がある。NHKのドラマ『風の向こうへ駆け抜けろ』に出演して実況アナ役を務めるなど活躍中です」(同前)