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「小説書いたから仲良くなれた」芸人・バイク川崎バイクとBiSH・モモコグミカンパニーが語る「物語の作り方」

バイク川崎バイク×モモコグミカンパニー特別対談

source : 文春文庫

genre : エンタメ, 芸能, 読書

note

「人付き合いはうまくない。ずっと緊張してます」

モモコ 私は、気になることはたくさんあるにはあるんですけど……人付き合いはうまくない。ずっと緊張してます。BiSHで遠征している時とかも、隣にメンバーがいると爆睡してもらってない限り気になっちゃう。

BKB そうなんやね。メンバーでも気になっちゃうんだ。

モモコ たとえば私が本を読んでいるとして、今、何を思われているのかな、って。

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BKB 本読んでるなー、でしょ(笑)。メンバーにいつも本を読んでると言われてるもんね。じゃあモモちゃんの中で本を読むことは、他者との関わりをバリアにしてるってこと?

モモコ そうなってますね。音楽を聴くとかもそう。

©文藝春秋

BKB パーソナルスペースが狭い時に気にしちゃうのはわかる。新幹線とかバスでも隣に人がいるという違和感を、本を読むことで忘れられると思ってたけど、モモちゃんは、「忘れられないけど、ガードで本を出してる」ってことか。

話のネタを用意していた小学生時代

モモコ そうですね。そこそこ仲がいいくらいだと、常に相手がどう思ってるんだろうっていうのは昔から考えてしまう。小学校の頃、毎日一緒に登校する友達がいたんですが、通学路が結構長かったんですよ。だから話のネタは絶対に事前に用意しておいて……。

BKB え、ちょっと待って待って。小学生でそんなこと考えて登校する? 間が持つ持たないってそんなこと考えるの? エッセイにも書いてたけど、やっぱり自意識の過剰さは若干あるね。

©文藝春秋

INFORMATION

 対談の続きは『BKBショートショート小説集 電話をしてるふり』(文春文庫)でご覧ください。

御伽の国のみくる

モモコグミカンパニー

河出書房新社

2022年3月18日 発売

「小説書いたから仲良くなれた」芸人・バイク川崎バイクとBiSH・モモコグミカンパニーが語る「物語の作り方」

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