「本人は、レギュラー番組としてはもちろん大切に考えていたはず。だが、番組の構成上視聴者と一緒に成長することを大切にする部分もありますし、ジャニーズからしたら早めに同じ事務所のタレントで席を獲得しておいたほうがいい」(同前)
退所を決意したワケ「仲の良いタッキーが…」
昨年4月に、三宅は個人事務所を設立。着実に、独立への下準備は進んでいた。
「三宅は、滝沢秀明と気が合うんです。タッキーが、突然にジャニーズアイランド社長退任と事務所退所を発表したのは昨年10月末。そこから自由奔放に楽しそうに動きまわる滝沢を見て、『やっていけるかも』と思ったのでしょう。
元V6の中で、岡田と井ノ原以外は給料制だと聞いています。あっという間に三宅も43歳となりましたが、実はそこまでの“賃金上昇”はなかったといいます。CMなどの契約は、三宅個人との交友関係もある企業のものが多いそうで、ほとんどがジャニーズを退所しても続くものとみられています」(スポーツ紙記者)
滝沢とは、その名を冠した「滝沢歌舞伎」に何度も出演し、「KEN☆Tackey」(ケンタッキー)なるユニットも組んでいた。滝沢がジャニーズアイランドの社長就任のときに三宅は、「ジャニさんのこと継げるのは滝沢しかいないよ。アイドルがアイドルのことをいちばんわかってるはず」と周囲に言っていた。
「だが、その滝沢のあとを井ノ原が継いだ。井ノ原との関係は悪くなかったが、事務所との関係はギクシャクしていった。結局この三宅の件で、ここまで滝沢が“現場と事務所の仲介役”として苦労してきていたことまで露呈することになりました」(同前)
三宅健と元V6たちとの関係は…?
三宅が5月2 日をもって退所することが発表された翌日、トニセン3人は公式Twitterでこんな風にメッセージを出した。
「三宅の健ちゃんへ 次のステージを楽しみにしてるぜ! これからファンの皆様に素敵な時間をプレゼントして下さい! これ約束ね ところで剛! 昨日誕生日だったね おめでとう! トニセン」
その翌日には、CM発表記者会見に登壇した岡田准一が、「友が新しくやることは何でも応援します!」とコメント。円満な独立退所であることを印象付けることとなった。
「ジャニーズ在籍期間いっぱい、三宅は『劇団☆新感線』の舞台に出演します。実は三宅は新感線の芝居のファンで良く観に通っていたので、主役で出演というのは念願かなったものとなります。東京公演も大阪公演もチケットは完売状態で、注目の高さはさすが三宅健というところです」(同前)
いまは、公式SNSのプロフィールに「職業アイドル」と明記している三宅健。さて、5月に退所して充電期間を経たあとは、どう名乗るのか――。