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「大谷のために開かれた大会だった」
「僕はDJをしていて、昨日も現場があったんで夜通し起きていて、野球観戦が2現場目って感じでしたね。試合は近くのミュージックバーで見ました。40～50人くらい集まってたかな。優勝したわけですし、もちろんみんなすごい盛り上がってましたよ。
僕は北海道出身なんですけど親の影響で阪神ファン、彼女は大阪出身のバリバリの阪神ファンです。でも、注目していたのは大谷選手ですね。やっぱり、あらゆる場面で活躍していましたし、もはや、大谷のために開かれた大会だったって言っていいくらいなんじゃないですかね」
「私も大谷選手に注目していたんですけど、それとは別で阪神の選手が出ると、ずっと心配しちゃっていました。源田に代わって中野が出てきた時とか……。親心じゃないですけど、『ミスしないで！』みたいな。
いい気分のまま、今日はこれから美味しい焼肉を食べに行こうと思っています！」
野球人気の低迷が叫ばれて久しい。しかし、押しも押されもせぬ世界有数のアスリートである大谷翔平を擁し、その他にも役者の揃った侍ジャパンは世界一の栄冠に輝いた。NPB（パ・リーグ）の開幕戦は3月30日（セ・リーグは3月31日）。約1週間後、WBCで躍動した選手たちの出場する試合を見たいと感じている人は少なくないだろう。
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