文春オンライン

「すごい『怖い』って上の子は言ってます」娘へのしつけ、海外留学…松嶋菜々子(49)の“最強ママ伝説”

note

「己の妻や子ごとき平気で打ち捨てなされ!」

 NHK大河ドラマ『どうする家康』で、家康(松本潤)を一喝する母・於大の方。演じているのは、女優・松嶋菜々子(49)だ。

松嶋菜々子

◆ ◆ ◆

ADVERTISEMENT

松本潤とは『花より男子』などに続く4度目の共演

 大河で所作指導を担当する花柳寿楽氏が語る。

「基本的な所作は特に直すところがなく、さすがでした。小道具を使うシーンで、より綺麗に見える動きを幾つか提案すると、スッと取り入れていらっしゃいます。家康を諭すシーンは『凜とした姿がいいですよね』とお話ししましたが、ピンと伸びた背筋が見事でした」

 松本とは、『花より男子』(TBS系)などに続く4度目の共演となる。

「松本さんとの親子の掛け合いは息ぴったりで、軽く叩いたりする仕草はアドリブでなさっています。コミカルなシーンも思いっきり演じられていて、この時代の所作の中に、現代的な雰囲気を混ぜ合わせた、絶妙な塩梅のところをやってみせて下さります」(同前)

於大の方を好演(NHK『どうする家康』インスタより)

 現場では、松本から「母上」と呼ばれているという松嶋。実際、18歳と15歳の娘2人を持つ母親だ。

娘たちの学校行事には積極的に参加

「『やまとなでしこ』(フジ系)で主演を飾るなど、人気絶頂の中、2001年に27歳で反町隆史と結婚。04年に長女を出産後は出演本数をセーブし、夫婦の撮影期間が被らないよう交代で子育てを行っていました」(芸能記者)

 松嶋本人は自身の育児について、『A-Studio』(TBS系)でこう話していた。

「すごい『怖い』って上の子は言ってます。厳しくしてるつもりではありますけど、子どもも別人格ですから。思ったようにはならないので、日々反省です」

 事務所関係者が言う。

「松嶋自身も両親から厳しく育てられてきただけあって、礼儀や言葉遣いは娘たちにきちんと教えてきた。運動会の応援に駆け付けるなど、学校行事にも積極的に参加していました」