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寝ていたA君の首を荷造りひもで締める
「3月27日の朝、高橋容疑者は布団で寝ていたA君の首を、新聞などをしばる荷造りひもで絞めました。逃げ出したA君を追いかけトイレでも再び首を絞めるなど、犯行は執拗なものでした。最近は、A君の生活態度などをめぐり注意をしていたが、A君も言い返すなどして、口論になっていたという話もあります」(捜査関係者)
前出の近隣女性は「正直どんなトラブルがあったのかはわかりません」としながら、こう慮った。
「あの伊都子さんがこんなことをしてしまったのだから、相当な理由があったのだと思います。ただ、綺麗好きでしっかりしすぎている人なので、反抗期のA君のことで思い詰めてしまったのかもしれません。伊都子さんは細身で、A君は年の割に背も高くがっしりしているんです。A君の方が力は強いのではないでしょうか。事件当時、家族はいなかったのかな…。大事に至らなかったのが不幸中の幸いです」
クローゼットで首を吊って、自殺を図っていた高橋容疑者
高橋容疑者の自宅チャイムを鳴らすと、高橋容疑者の夫が出てきて、「取材は勘弁してください。悪いけど帰って下さい。名刺だけいただいておきます」と神妙な面持ちで対応してくれた。
前出の捜査関係者によれば、警察が駆けつけると、高橋容疑者は自殺を図って、クローゼットで首を吊ろうとしていたという。どこにでもある3世代の家庭で何があったのだろうか。真相の解明が待たれる。