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「逃げ出した孫を追いかけ、トイレで再び首を絞めた…」几帳面だった祖母(78)が反抗期の9歳孫へ露わにした“殺意”とは《千葉・殺人未遂》

「逃げ出した孫を追いかけ、トイレで再び首を絞めた…」几帳面だった祖母(78)が反抗期の9歳孫へ露わにした“殺意”とは《千葉・殺人未遂》

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「孫を殺そうと思い首を絞めた」

 耳を疑うような110番通報を千葉県警にしてきたのは、同県香取市在住の無職、高橋伊都子容疑者(78)だった。高橋容疑者は3月27日、殺人未遂容疑で逮捕された。社会部記者が解説する。

「この日の午前、高橋容疑者は殺意をもって、孫で小学3年生の男児、A君(9)の首を複数回ひものようなもので絞めました。A君は抵抗して何とか逃げ出したものの、高橋容疑者は執拗に絞殺しようとしたとみられます。救急搬送されたA君の首には赤い線がくっきりと残っており、一歩間違えれば危険な状況でした。高橋容疑者は自ら110番通報し、容疑を認めています」

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千葉県香取警察署(チバテレ+プラスより)

「強盗事件か何かの被害にでもあってしまったのかなと思った」

 家族間での傷害・殺人事件は枚挙にいとまがないが、祖母があろうことか小学校低学年の孫を手にかけるケースは珍しい。果たして、高橋容疑者の自宅では何があったのだろうか。

 近隣に住む、高橋容疑者と同年代の女性が事件発生当時を振り返る。

「高橋さんのところのおばあちゃんは、とてもしっかりしていて感じの良い人ですよ。よくオートバイに乗って買い物にでかけていました。細身ですが、足腰もしっかりとしていて、とても元気な方です。ご主人もよくお散歩をしていて元気ですね。

写真はイメージ ©AFLO

 事件の日の朝、救急車やらパトカーが伊都子さんのお宅に集まってきたときには、いま全国で発生している強盗事件か何かの被害にでもあってしまったのかなと思ったんです。それがまさか伊都子さんがお孫さんを手にかけようとしたなんて信じられませんでした」

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