山川は時折笑みを浮かべながら…
山川 言いたいけど、これは言えないっす。
時折笑みを見せながらも記者の問いかけに淡々と応じる山川。主張には、このあと自らが何度も繰り返すように「絶対」の自信があるということなのだろうか。
山川 弁護士と話がついたときに、僕の口から説明する場を持つつもりですし。ただ弁護士から今は言わないでほしいといわれているので。ちゃんとしてから、僕の口からも説明したいです。
――そもそも山川選手はご結婚されています。
山川 (妻に)すぐに言いました。すぐに言ってすぐに謝りました。大変申し訳ない、ごめん、と。本当ごめんって言ってちゃんと伝えましたし、奥さんからは「馬鹿だね」みたいな。
――「ごめんね」というのは既婚者でありながら別の女性とホテルに行ったことについて謝罪した、ということでしょうか。
山川 はい、奥さんがいながらこういうことをしてしまった。去年の11月、オフの話ですけど、お酒を飲んで焼き肉を食べて、そういうことになってしまったこと、それについては経緯を説明して、まあごめん、本当にごめんと言って。奥さんもそれに対しては馬鹿だねえ、と。それについてめちゃくちゃ怒られて。
怒られはしましたけど、まあ今、結構大事な事件になってしまっていて、表には出ていなかったけど、それがいずれ表に出るでしょう、という話はしていましたし、本当に迷惑をかけてごめんと伝えました。ただ、本当に無理矢理はしていないので、これだけは100%、確実に、刑事の人とかに確実に言っている。そんなことをするわけがない。
――たとえば酔った勢いで、ということもなかった?
山川 いや僕お酒強いですし、お酒を飲んで酔っ払った勢いとかそうとかでもないです。もうぜったいに力とか、相手がめちゃめちゃ嫌がっているのにっていうことは絶対にないんですが、それ以上深い話は弁護士に……。
――A子さんについてはどういう思いなのでしょうか。無理やりだったか否か、というところで主張が食い違っていますが、A子さんがけがをしたのは事実です。
山川 はい、事実。まあ事実なんでしょうね。事実だと思うんで、えーそうですね、ただ本当に、彼女は無理矢理されたといっているからこういうことになっているんだけど、多少なりけがをさせてしまったことは申し訳ない、という思いです。ただ無理矢理したということが論点であるならば、絶対にそうではないので。
――普通の行為のなかで、けがをさせるに至ったということでしょうか。
山川 まあ、そういうけがを相手がしたことは、ちょっとひっかいちゃったのかなと思っているんですけど。それでけがをさせてしまったのは本当に申し訳ないと思っていますけど、無理矢理では絶対にない。無理矢理するほど、なんていうんですか、いかれてないというか(笑)。
詳しい話は、これはそもそもまだまだ警察が捜査している段階でどうなるのかっていうのはあるけど、僕はここまでで……。
――A子さんとはそもそもどんな関係だったのですか?