一度帰京して神奈川県平塚市に照準を定める
2日目●4月30日（日）
miss morgan hotel（神奈川県平塚市）
16670円
朝食無料の東横インやご当地色豊かなドーミーインなどと比較すると、食べることが少ないアパホテルの朝食。今回は久々に食べてみたが、相当工夫していることがうかがえる。そもそもこれだけの客室数にゲスト数となれば、会場や動線、料理の配列、準備の段取りなどかなり考え抜かれたことは想像に難くない。大阪ホテル朝食の定番、串カツもなかなか。
大阪で出演したテレビ番組で生中継していたのが、神奈川県平塚市にできた新しいアウトレットモール。平塚市街からは離れているものの大人気の様子。こうなると平塚のホテルはどうであろうか興味津々。一度帰京して自宅に戻り、車に荷物を積み替え平塚に照準を定める。天気は悪かったが環八＆246（国道246号線）厚木経由で時々の混雑くらいで到達できた。
途上、車を駐めて予約サイトをチェックしてみる。同一エリアで展開する軒数の豊富さから、空室が見つけやすいホテルチェーンの筆頭である東横インでやはり空室発見。料金変動をとらないプライスポリシーで7100円という破格の安さだ。しかし東横インは過去数え切れないくらい利用してきたホテルであるし、全国同じような客室でご当地色に欠ける。
ネットがダメなら電話しよう
そんなわけで、平塚駅近くに「miss morgan hotel」（ミスモーガンホテル）という変わった名前の独立系ホテルがあることを思い出した。以前訪れた際の印象はよく、部屋も広く快適だった。知名度は高くないのでもしやと思いチェックしてみるも、アウトレットの影響か空室ナシだった。スモールホテルだから仕方ないか…。
いや、こんな時はと直電してみる。電話で問い合わせるとネットに出ていない部屋が空いていることもある。これも予約術のひとつだ（ただし過度なホテルへの電話は業務に支障を来すことがあるので留意したい）。
すると「サイトには出していないのですが…少し修繕を予定している部屋があります！ よろしければ」と親切極まりないご案内が。到着すると「お電話いただいてありがたかったです！」と嬉しそうなスタッフ。これもスモールホテルならではのハートフルな対応か。繁忙期にして部屋の広さやデザイン性など考えると破格の1万6670円である。ホテルは街中にあり、周囲に飲食店が多いエリア。近くのイタリアンで海の幸てんこもりのパスタに唸る。
