5月24日、すらりとしたスタイルの女性が都内の高級マンションから出てきた。かわいい柴犬を連れている。彼女に声をかけると、記者のほうにちらりと目線をやり――。
この女性はAKB48、SKE48の黄金期を支えた松井玲奈(31)。彼女が近く結婚することが「文春オンライン」の取材でわかった。
グループ卒業後は“役者”松井玲奈として精を出す
松井と言えば、2008年にSKE48に一期生メンバーとして加入。同グループでは、同姓の松井珠理奈(26)とともに“W松井”として高い人気を誇り、在籍中のシングルはすべて選抜入りを果たしている。AKB48の選抜常連メンバーでもあり、交換留学という形で乃木坂46に在籍していたこともある。
「グループ在籍中から松井は女優としてすでに光っていた。2010年に放送され、後に舞台化もしたドラマ『マジすか学園』(テレビ東京)では“ゲキカラ”という役で狂気じみたキャラクターに入り込み、完璧な演技を見せつけた。この役をきっかけに多くのファンの心を掴んだと言っても過言ではありません」(スポーツ紙記者)
グループ卒業後は、より一層“役者”松井玲奈として演技面に精を出している。2018年には、人気女優の登竜門と呼ばれる朝ドラの「まんぷく」(NHK)に出演。さらに、現在放送中の大河ドラマ「どうする家康」(NHK)では家康の側室の“お万”役にも抜擢され、21日の放送で初出演を果たした。
アイドルから役者へ転身し、活躍し続ける一方で、恋愛事情は謎に包まれていた。当時、全盛期時代の48グループは“神7”メンバーなどを中心にこぞって男性関係が取り沙汰されていたが、松井はアイドル時代から現在に至るまでノースキャンダルを貫いている。
1度だけ根も葉もない熱愛の噂がネットを中心に出回ったことがあるが、すぐさま松井自身がキッパリと否定。ファンにとってはスキャンダルとはかけ離れた安心感が強い存在だったという。