「田中聖のファンだから、旦那のことが好きなのは仕方ないかな」
「土岐ちゃんは元KAT-TUNの田中聖のファンだと言っていました。彼も覚醒剤で逮捕されたでしょう。『だから旦那のことが好きなのは仕方ないかな』って笑っていましたね。一緒にお酒を飲んだときには『旦那はエッチがうまいの』っていう下ネタなんかも話していました」(同前)
井上容疑者と出会う前の土岐容疑者には、長崎で平和ボランティアに携わり、メディアにも取り上げられるなど、もう一つの顔があった。
〈土岐さんは4月、長崎市に引っ越してきた。大学で発展途上国の飢餓問題を知り、「亡くなる子を放ったまま栄養士になっていいの」と思った。「戦争が飢餓を生む。そうだ、平和だ。広島、長崎だ」。秋田と同じ日本海側に近いと、長崎の診療所に就職した。被爆体験記の朗読ボランティア講座に通い始めた〉(朝日新聞朝刊2012年8月6日付)
別の朝日新聞の記事でも、〈秋田市出身で大学時代にマザー・テレサの本を読み、平和に目覚めて長崎に来た〉と紹介されている。
“マザー・テレサ”のように優しかった土岐容疑者
土岐容疑者と同じアパートに住む70代男性は、土岐容疑者の“マザー・テレサ”的な行動を覚えていた。
「土岐さんとは同郷だったから、会えば話すような仲でした。何年かの夏場にうちのエアコンが壊れて困ってるって話をしたら、すぐに『これ使って』って冷風機と保冷剤を持ってきてくれたことがあって、優しい子だなと思いましたよ」
そんな“優しい子”のもとを、4年ほど前から“堅気ではなさそうな彼氏”が頻繁に訪れていたという。男性が続ける。
「土岐さんの彼氏は、黒塗りのベンツとかセダンの高級車でやってくるから、もしかしたら堅気じゃないのかなとは思ってたけどね。秋田の田舎から出てきて、悪い男につかまっちゃったんじゃないかってちょっと心配していたんだ」
そして1年半ほど前、土岐容疑者と次のようなやり取りをしたという。