近年はイメージが回復しCM出演も増えていたが…
さらに近年は、かつて引っ張りだこだったCMへの出演も再び増加。デニムブランド「EDWIN」やきもの着付け教室を展開する「日本和装」で定期的に起用されているほか、クリーンなイメージが必要とされる法務関係のCMにも出演していた。
上り調子だった広末の活動に、今回のW不倫報道はどんな影響を及ぼすのか。広告代理店社員が残念そうに語る。
「最近の広末さんは、40代とは思えない透明感で若い女性からも支持を集める存在になっていたのですが……報道の影響は免れないと思います。同じ女優さんだと、2017年に男性医師との不倫を報じられ、2社のCMから降板した斉藤由貴さんを思い出しますね。
ただ、今回は本人たちは否定している状況なので、2012年に元ほっしゃん。こと星田英利さんとの不倫疑惑が報じられた尾野真千子さんのケースの方が近いかもしれません。当時、尾野さんが出演していたキリンビールのCMは報道の翌月に終了。奇しくも現在、広末さんはキリンビールの『本麒麟』のCMに出演していました。今回のことで動画も公式サイトから削除されたので、このまま“フェードアウト”するのではないでしょうか」
「はいはい、またやらかしたのね」
余波が及ぶかもしれないのはCMだけではない。「バラエティやドラマの担当者はハラハラしていると思います」と話すのは制作会社社員だ。
「出演予定の番組があったとして、対応が必要になるかどうかは上からお達しが来るかどうか次第ですが、シーンのカットやそれに伴う尺の調整には結構な手間がかかります。犯罪ではないので、報道担当は『はいはい、またやらかしたのね』という程度の受け止め方ですが……」
ちなみに、『らんまん』で広末が演じていた主人公の母親は、第5話で開始早々に死去。予想外の展開で話題を呼んでいたが、“再登場”プランの可能性もあったと推測する声もある。
「朝ドラでは序盤から中盤の登場人物が終盤に“サプライズ”として再登場することも多い。途中で亡くなったキャラクターであっても、『わろてんか』で松坂桃李が幽霊として出演し続けた例もあります。広末にも何らかの形での再登板が用意されていたかもしれないが、これでなくなったのでは。ただ何度スキャンダルを起こしてもあの透明感は失われないのが広末のすごいところで、今回の件で姿を見かけなくなる、なんてことはなさそうですが(笑)」(芸能ライター)
度重なるスキャンダルを幾度も乗り越え、今日まで生き残ってきた広末。“W不倫”も跳ね返すことができるか。