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容疑者が子育てをしていた「2階建てアパート」

 この事件の一報が報じられるとインターネット上では「子供ができない妬みか」などとの憶測が書き込まれたが、その実態はどのようなものなのか。記者が現地を訪れると、住宅が点在する地区で水田に囲まれたのどかな風景が広がっていた。容疑者宅は2階建てのアパートの1階の一室だ。

犯行現場となった三好容疑者の自宅「このあたりには珍しく、若い人たちばかり住んでいた」 ©文藝春秋

 近隣住民の女性が話す。

「このあたりは古くからの一軒家が多いのですが、事件があったのは賃貸のアパートです。ここに住む人は若い人が多く、人の入れ替わりも結構あって、あまり近隣との交流がない方が多いのではないでしょうか。事件の被害者かはわかりませんが、生まれたばかりの赤ちゃんを抱えたお母さんが、建物に入っていくのも見たことがあります。動機がなんであれ、近くでこのような事件が起きてしまったのはとても怖いです」

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三好容疑者は「とてもしっかりしていた」印象

 アパートの別の部屋に住む20代女性は三好容疑者を知っているという。

「三好容疑者のご家族は引っ越してきてから半年くらいしか経っていないはずです。お子さんもいて、子供服も洗濯物が干されていました。0歳の子のものというよりは、もう少し大きなお子さんのものでしたね。私の旦那は、三好容疑者を見たことがあるんですが、とてもしっかりされていそうな方で、事件を起こすような人には見えないと言っていたので驚いています」