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《札幌ホテル“首狩り”事件》「2人とも女性のような服装だった」防犯カメラに映ったナゾの犯人と62歳被害者を結ぶ「点と線」

《札幌ホテル“首狩り”事件》「2人とも女性のような服装だった」防犯カメラに映ったナゾの犯人と62歳被害者を結ぶ「点と線」

source : 週刊文春Webオリジナル

genre : ニュース, 社会

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 北海道札幌市の歓楽街・ススキノにあるラブホテルの一室で、全裸の男性の遺体が発見されたのは7月2日。ホテル2階の部屋からは男性の服やスマホなどの所持品が見つからなかったほか、遺体の“頭部”も消えていた――。

2日未明、ラブホテルの一室から頭部のない遺体が発見された ©文藝春秋

 男性と一緒にホテルに入ったとみられる“何者か”が頭部を切断し持ち去ったとみられている。北海道警察は殺人事件と断定し、捜査本部を設置。この人物の行方を追っている。

“首狩り殺人”までの足取りが明らかに

 亡くなったのは、現場から直線距離にして30kmほど離れた恵庭市に住む会社員の男性(62)。男性の妻が3日夜に行方不明者届を提出しており、自宅にあった指紋などから遺体の身元がこの男性だと特定された。

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 頭部を切断するというあまりにも猟奇的な犯行。被害者の身に一体なにがあったのだろうか。

 その謎を解く鍵となっているのが、ホテルや周囲の防犯カメラの映像だ。これにより、男性が殺害される前の足取りが少しずつ明らかになってきた。内容をまとめるとこうだ。

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