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クスリをキメて、朝3時にテレクラに電話していた井上容疑者

「『東川口に引っ越すことになった』って言うから、例の彼氏と結婚するんだと思って喜んでたんだけど、1カ月もしないうちにまたアパートに戻ってきたんだよ。東川口が合わなかったのかと思って、深くは聞かなかったけどね。その後、彼氏の姿も見かけなくなった」

 この住民男性がいう土岐容疑者の彼氏とは、井上容疑者だとみられる。姿を見せなくなる少し前に井上容疑者と出会ったというB子さんが、井上容疑者とのおぞましい体験を語る。

長崎時代の土岐容疑者(「九州東北直結プロジェクト」のFacebookより)

「そもそもの井上との出会いは2021年3月ごろのことです。当時、テレクラで仕事していて、井上がお客さんだったんです。井上は平日の深夜から朝方に近い時間によく電話をかけてきました。朝3時とか4時半ごろに、テンション高い話しぶりで、『デリヘル嬢がいたんだけど時間で帰っちゃって』と、欲望が満たされないから電話をかけてきていました。クスリでもやってるのかと聞くと『効いちゃってる』って言ってました」

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井上容疑者がラブホに着くなり覚せい剤を注射

 2人は電話での会話だけでなく、実際に会うことになったという。B子さんが続ける。

亡くなった加藤さん(息子のTwitterより)

「『東川口駅に来てくれ』と言われて向かうと、確か黒の軽ワゴン車で駅まで迎えに来ました。ラブホの部屋に着くなり井上は、効き目が違ういろんな種類の覚醒剤を取り出して注射していました。

 その後すぐに、私も覚醒剤を強要されて腕に打たれました。量を入れられすぎたのか、しばらくしてから頭がガンガン痛くなりました。幸い特に健康面で問題は起きませんでしたが……」

 遺体で見つかった加藤さんも井上容疑者に出会い、覚醒剤をめぐって事件に巻き込まれてしまったのだろうか。真相の解明が待たれる。

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