7月13日、元BiSHのアイナ・ジ・エンドが主演する映画『キリエのうた』(岩井俊二監督、10月13日公開)の完成報告イベントが都内で行われ、同作の追加キャストとして女優の奥菜恵が広瀬すず演じる“逸子”(真緒里)の母・広瀬楠美を演じることが明かされた。
奥菜といえば5月に所属事務所を退所し、今後の仕事は個人事務所で続けていくと発表したばかり。新しいスタートを有名監督の作品で切ることとなった。女優・奥菜恵のデビューからの歩みを追った文春オンラインの記事を特別に再公開する(初出・2023年5月15日、年齢肩書等は当時のママ)
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5月11日、女優の奥菜恵(43)が所属事務所・フリップアップを退所していたことを、自身のInstagramで発表した。
「奥菜は新しい宣材写真とともに、『コロナ禍で私自身の価値観も大きく変わり、今後の人生を考えた時に私にはまだまだしたい事がたくさんある事に気が付きました』と経緯を説明。今後の仕事に関しては、『自分の会社でフリーとしてマイペースに活動して行きたいと思っています』と、個人事務所で続けていくことを報告しました」(スポーツ紙デスク)
昨年で芸能生活30周年 “退所”はこれで三度目
13歳のときにフジテレビ系ドラマ『パ★テ★オ』でデビューし、昨年で芸能生活30周年を迎えた奥菜。節目の時期に心機一転、かと思いきや“退所歴”はこれで3度目となる。
「デビュー当時から所属していた事務所を辞めたのが2007年5月、27歳のときでした。この事務所は早くから若手トップ女優へと成長した奥菜さんを15年にわたって支え続けていましたが、最終的には彼女の“魔性の女”っぷりに愛想を尽かしたと言われています」(芸能ライター)
KinKi Kidsの2人が主演した『若葉のころ』や赤川次郎の小説を原作とする『ふたり』など、90年代の若者向けドラマで様々なヒロインを演じ、清純派として人気を博してきた奥菜だが、10代の頃から男の影は絶えなかった。
「4年以上交際していた12歳年上のギタリスト・瀧川一郎を始め、共演した堂本剛やいしだ壱成、奥菜のファンであることを公言していた松坂大輔など、噂レベルまで数えると、彼女と交際報道が出た男性有名人は枚挙にいとまがありません。2001年には奥菜と当時のイケメン俳優の代表格・押尾学のものとされるベッド写真が流出し、大騒ぎになりました。奥菜はサバサバしているタイプで気は強いですが、意中の男性にはとにかく徹底して甘える。ボディタッチも上手く、男性たちはそのギャップにコロッと落ちてしまうんだそうです」(テレビ局関係者)