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《国連人権理事会が声明を発表》「計15回はあった」初めての実名・顔出し告発 元ジャニーズJr.カウアン・オカモト氏が語るジャニー喜多川氏性加害

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パンツを脱がされ「覚悟した」

 行為は足のマッサージから始まる。浴衣はすぐにはだけさせられ、ジャニー氏の手が直接身体に触れる。しばらくすると、手は上に伸びてきた。

「マジだ、と。最初はマッサージだけかなとも思いました。でもパンツの上から触られて、脱がされちゃって……。パンツ脱がされるともう覚悟しますね。手で触られて、それから……」

 性的な行為が終わり、その後、ジャニー氏とは、何事もなかったかのように「おはよう」と挨拶を交わしたカウアン氏。「ユー、仕事どこ? じゃあ、一緒に出ようか」と言われ、2人でエレベーターで降りるときに、小さく折りたたまれた1万円札を渡されたという。

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沈黙を続ける藤島ジュリー景子社長

 そしてカウアン氏がジャニー氏による性被害を受けたのはこの1回だけではなく、「計15~20回はあった」という。

 また「自分を守れるように、ジャニーさんにされた時の動画を後で撮って残してあります」とも語る。

 ジャニーズ事務所に、カウアン氏の被害を把握しているか訊ねたが、締め切りまでに回答は無かった。

 これまで告発が相次いできたジャニー氏による少年たちへの性加害。ジャニーズ事務所は一切の事実確認に応じず、沈黙を貫いているが、今回の告白は、実名、顔出しでの証言だけに、今後も元ジュニアの声を“無視”し続けることができるのだろうか。コンプライアンスの徹底を唱えてきたジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長、そして日本のメディアの姿勢も問われている。

週刊文春 電子版」では、カウアン氏が語る自らの生い立ち、水槽やジャグジーもあったジャニー氏の自宅マンションの様子、大阪のホテルでされたこと、カウアン氏が退所を決意した理由などについて詳報している。

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