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キンプリ平野紫耀、神宮寺勇太の退所でジャニーズはいくら稼いだか? 計算してわかった驚きの事実――2023年上半期BEST5

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出演料はタレントではなく事務所に?

「企業は通常、新商品の販売期間に合わせて、半年や1年など広告の期間を決めます。その期間が彼らの退所後も続いていたということでしょう。出演料はタレントではなく、事務所に契約時に入っていると思われます」(広告代理店関係者)

 退所した彼らがジャニーズ事務所にもたらした“遺産”はこれだけではない。昨年11月4日の脱退・退所の発表後に発売されたCDやコンサートDVDなどが、軒並み売れに売れまくっているのだ。

 11月9日に発売されたシングル『ツキヨミ/彩り』は初週で約80万枚を売上げ、ミリオンセラーに到達。タイムリミットに向け、ファンの“推し”への情熱は激しさを増した。

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退所発表以降の売上げを計算してみると…

「デビュー曲の『シンデレラガール』をファンはミリオンセラーに押し上げたいと、追加で購入し始めました。その購買運動は『追いデレラ』と呼ばれ、今年1月23日時点で累計販売数が82.7万枚だったのが、5月15日にミリオンを突破しました」(レーベル関係者)

 そこで退所発表以降、キンプリグッズ等の売上げを計算してみることにした。

 まずはCDやDVD。『ツキヨミ』など以外にもシングル『Life goes on』は約108万枚、アルバム『Mr.5』も約140万枚と、いずれもミリオン。4大ドームで開かれたコンサートツアー『First DOME TOUR 2022〜Mr.〜』のDVDは、1月18日に発売されると、約1カ月で66万枚を売り上げたのだ。

 特典の付く初回限定盤は価格が高いが、すべて通常盤での購入だったとしても、合計で約152億円となる計算だ。