V6の隠れた“演技派”「取材に対してシャイな感じで…」
実は、V6のなかでいちばんに単独のドラマの仕事をゲットしたのは森田だ。ジャニーズ入所翌年には、「半熟卵」(フジテレビ系)でともさかりえ演ずる役の彼氏役。翌1995年(V6デビュー年)には、NHK大河ドラマ「八代将軍吉宗」に出演。
「そのときの演技が認められ、1997年にはNHK大河『毛利元就』で元就の少年期役に大抜擢されました。当時、取材で『すっかり俳優さんだね』というと、『難しいですよ。でも難しいものが自分にくるってことは、出来ると思われてるということだから』と言っていました。
アイドル活動と両方は大変じゃないかと聞くと、『忙しいほうがいい』って、少し目をそらしながら言うタイプ。シャイなんだなと思いました」(同前)
上戸彩との恋愛「気持ちいいコトはほかにもある」
以降、V6の活動と並行して、民放ドラマの主役は何年も連続、舞台からのオファーも多くなった。
「あの蜷川幸雄さんが、『ひねくれて隅っこにいる野ネズミみたいなイメージがあったけど、彼は1を言えば100やってくる。天才ですよ』とベタ褒めだった。いい仕事を重ねて俳優として自信をつけていったように思います」(同前)
同時に芸能マスコミが注目したのは、彼の“恋愛”。特に若き森田と上戸彩の長年の交際は幾度も結婚を噂されるほどだった。
「ドラマで初共演したのが2001年。上戸はまだ17歳で森田は22歳。翌年、森田の実家に泊まる上戸が報じられました。当時は『兄妹みたいなもの』と答えていた上戸サイドでしたが、それから8年ちかく経った2010年の春に森田の自宅に連泊する姿を女性誌が報じました。直後のイベントで上戸は『ずっといい恋愛をしてます!』と笑顔で話したんです。
マスコミ陣は『コレは結婚までいく』と確信してたのですけれど、ゴールインはなかった。舞台の仕事が急激に増えた森田はその頃、『気持ちいいコトはほかにもあるから』と舞台演劇の快感にとりつかれていたようでした」(スポーツ紙芸能デスク)
“セクシー女優熱愛”で男前すぎる取材対応
2014年には、男気あふれるこんな恋愛模様もあった。
その時に一緒に森田の自宅に帰る姿を「週刊女性」にスクープされたお相手は、セクシー女優だった。記者に直撃された森田は、「ちょっと待ってて、俺逃げないから」と彼女にカギを渡し先に自宅に入らせると、記者に対峙したという。
「同棲は否定したものの、お相手の職業に言及されると『職業は関係ない! みんな一緒』と。『オレの写真を使ったりとか、名前を記事にすることはいいんだけど、彼女は大変なんです、いろいろ。男はどうとでもできるからいいんだけど、女の人だし、特殊な仕事じゃないですか……』と記者に話した。この発言は女性ファンのみならず男性ファンからも喝采の声があがりました。
この報道の半年後くらいに、『あれはカッコ良かったですね』と本人に話す機会があったんですけれど、彼は小さい声で『いや……、もう覚えてないです』ってボソっと。これがまたいい感じなんですよ」(同前)