「公費じゃないですよ、公費じゃないですよ、はい」
――費用はどちらで負担?
「えっとね、ちょっと確認させていただけますかね。適当なこといったらあれですので」
――文科委員長としての公務出張ではないのか?
「いや、文科委員会とは関係ないです。それは関係ないですよ」
――遠藤氏も同行していたが。
「そうです、そうです、はい」
――有志で行った?
「そうです、そうです、はい」
――費用はご自身で負担したのか? 公費で負担したのか?
「公費じゃないですよ、公費じゃないですよ、はい」
――ご自身で出された?
「そうです、はい」
――文通費(現・調査研究広報滞在費)とかそういうもので出した?
「そうですね、はい。あのーちょっといま会合中なものですから」
――文通費で出していたという認識でいいのか?
「そういう認識ですけども」
国会議員に、給与とは別に月100万円支給される「文書通信交通滞在費(現・調査研究広報滞在費)」。電話代や交通費などに充てることが想定されているが、その原資は税金である。文通費による出張で、松川氏同様に“観光旅行”のような写真をSNSにアップしていたとすれば、説明責任が求められることになりそうだ。
8月9日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および8月10日(木)発売の「週刊文春」では、“観光旅行”写真が物議を醸した松川氏の人物像などを詳しく取り上げる予定だ。
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