2023年上半期(1月~6月)、文春オンラインで反響の大きかった記事ベスト5を発表します。女性芸能人部門の第1位は、こちら!(初公開日 2023年4月8日)。

*  *  *

 4月17日スタートの「合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~」(フジ系)に水野美紀(48)が出演することが発表された。

「1月期の『星降る夜に』(テレ朝系)では遺品整理会社の破天荒な社長を演じて評判に。水野は脇役の魅力を『破綻していたりキャラが濃かったりして、演じながら遊べるのがいい』と語っています」(放送記者)

ADVERTISEMENT

子育てエッセイ本も2冊出版している水野美紀 ©文藝春秋

事務所と対立して一時は仕事が激減

 水野は中1で「東鳩オールレーズンプリンセスコンテスト」に準優勝しモデルとしてデビュー。中学卒業を機に福岡から上京する。

「18歳で出演したコーセー『ルシェリ』のCMで唐沢寿明に『チューして!』と迫るキスシーンが話題となった」(芸能記者)

 94年には所属事務所が閉鎖となり、大手のバーニングプロダクションに移籍。97年に「踊る大捜査線」(フジ系)の刑事・柏木雪乃役で大ブレイクする。

「バーニングは美形の清純派として売っていきたいと、恋愛を禁止するなどして大事に育てていた」(同前)

 01年には「女子アナ。」(フジ系)で連ドラ初主演と順風満帆だったが――。

「得意のアクションを生かし『舞台の仕事を増やして役の幅を広げたい』と願う水野と、ドラマで稼ぎたい事務所が対立。05年に思い切って独立した」(同前)

 すると、仕事が激減。

「『2年間はテレビに出ない』との約束があったとも報じられ、10年の『踊る大捜査線 THE MOVIE3』も“産休”という設定で出演できず」(芸能デスク)