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知り合いのコンサル会社社長が提案した「偏差値が高めのスキーム」
2014年にはミスチルとともに「烏龍舎」から独立。株式会社「エンジン」を設立し、所属事務所社長の地位を得ていた。
だが、谷口氏は2019年、今回の捜査に繋がる、ある儲け話に乗ってしまうことになる。
「谷口氏にはミスチルの関連会社に約3億円のプール金がありました。その運用を考えていた際に相談したのが、付き合いが長かった港区芝大門のコンサル会社の社長です。彼が谷口氏に提案したのが、自身が筆頭株主になる大阪の老舗衣装卸との株式交換。いかにも野村證券出身らしい、偏差値が高めのスキームでした」(同前)
その結果、証取委から捜査を受けるに至ったのだ――。
8月22日(火)12時配信の「週刊文春 電子版」及び23日(水)発売の「週刊文春」では、谷口氏が巻き込まれた事件の詳しい経緯に加え、桜井や谷口氏が記者の直撃にどう答えたかなどを詳報している。
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