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宮崎記者が「涼しやかになられましたね」と述べると、愛子さまは笑顔で「気付いていただけましたか」と髪に手を添える仕草をされた。多くの人が学生時代に友達としたであろうやりとりを思い出させる自然体な仕草だった。
そして愛子さまは「35~36センチくらい切りました」「軽いです。切った時はもう“首が据わらない”って」と首を抑えるようなユーモアたっぷりのジェスチャーをされ、両陛下も報道陣も笑いに包まれた。
20分ほど笑いの絶えないお話が続き、天皇、皇后としてではなく、”リラックスした家族のお姿”で報道陣に接してくださった両陛下と愛子さま。
今年4月の御料牧場では、両陛下がお互いの頭を軽く「ごっつん」される場面もあった。
静養中の取材機会について、ある側近は「素顔を知っていただくのも良いのではないかと考えられていると思う」と話している。
自然体な笑顔でエピソードを明かされるのは、皇后さまが徐々に回復に向かわれているからこそでもあり、素顔で接して下さる背景には、共に歩む国民を信頼し、心を通わせようというお気持ちがあるからではないか。
両陛下と愛子さまは9月初旬まで、那須で静養される予定。
(「イット!」 8月28日放送より)