「文藝春秋」創刊101年を迎えるにあたり、11月11日に「文藝春秋 講座」を開講いたします。「講座」という言葉は、実は文藝春秋創業者・菊池寛が考えた言葉です(1925年)。

 今回スタートする「講座」は、筆者と読者の交流の場です。少人数形式で講師からさまざまなテーマの話を聴くだけではなく、自由な質疑応答の場も用意いたします。

会場となる文藝春秋本館

 第1弾は「保阪正康さんと語ろう!」。長年「文藝春秋」で執筆されてきた保阪正康さんを講師としてお迎えします。

 テーマは「半藤一利さんの昭和史を読み解く方法」です。『日本のいちばん長い日』や『ノモンハンの夏』など数々の名著を生んだ「歴史探偵」こと半藤さんの素顔や生き様に迫ります。半藤さんの仕事ぶりを間近で見てきた保阪さんと、大いに語り合いましょう。

 これまで明かされることのなかった秘話に加え、講義後には懇親会もご用意いたします。同じ関心を持つ受講者の方々とも交流できる、貴重な機会です。ぜひ奮ってご参加ください。

半藤一利氏(右)と保阪正康氏 

≪開催概要≫

講座名 保阪正康さんと語ろう!
日時  2023年11月11日(土) 14:00~18:00
会場  文藝春秋本館 東京都千代田区紀尾井町3-23 

      東京メトロ有楽町線「麹町」駅から徒歩3分

      東京メトロ半蔵門線「半蔵門」駅から徒歩8分

      JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線、南北線「四ツ谷」駅から徒歩10分

 

講師  保阪正康(昭和史研究家)
司会  鈴木康介(文藝春秋編集長)


応募資格 文藝春秋電子版有料会員のみなさま
定員   若干名(抽選)
参加費  1万円(懇親会費を含む。当日支払い、現金またはクレジットカード・電子マネー)


応募  下記の記事の末尾にある「応募用URL」からご応募ください。応募には「文藝春秋 電子版」の会員になる必要があります。
     https://bunshun.jp/bungeishunju/articles/h7021

 

応募締め切り 10月20日(金)23時59分まで

◆保阪正康さんプロフィール
1939(昭和14)年北海道生まれ。ノンフィクション作家、昭和史研究家。同志社大学文学部卒。昭和史研究の第一人者として『東條英機と天皇の時代』『昭和史入門』のほか著書多数。2004年に『昭和史講座』の刊行をはじめとした一連の昭和史研究で菊池寛賞を受賞した。2018年には『ナショナリズムの昭和』で和辻哲郎文化賞。半藤さんとは130回に及ぶ対談や鼎談などを行ってきた。