「私には挨拶もしてくれるし、本当に良い子ですよ。なんでこんなことになったんでしょうか……」(近隣住民)
10月19日、栃木県上三川町でレンタカーの後部座席から制服のようなものを着た若い女性の遺体が発見された。栃木県警は同日、レンタカーを運転していた埼玉県熊谷市に住む安栖(やすずみ)達也容疑者(28)を死体遺棄容疑で逮捕した。
遺体には複数のあざとひっかき傷
事件が発覚したのは、19日午前3時頃、田んぼ道を低速で走行する不審な灰色の自動車を見つけたパトロール中の警察官が、職務質問したことだった。
「若い女性の遺体は後部座席を倒してフラットになった状態のところにのせられていた。着衣の乱れはなかったが、遺体の体には複数のあざとひっかき傷があった。遺体は横向きで上には布が掛けられていました。被害者は千葉県内在住の女子高生とみられている」(捜査関係者)
被害者は白いブラウスに左胸にワンポイントの入った紺のセーター、緑色でプリーツの入ったチェックのスカート、紺色の靴下を履いていたという。