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「遺体は死後1日以上で数日以内です。携帯電話や車内に残されていたスーツケースなどの押収品から警察は事件の経緯を調べています」(同前)
「ゲーム機のチャット機能を通じて連絡」
逮捕された安栖容疑者は埼玉県熊谷市の一軒家で祖母と両親の4人家族。地元の小・中学校を卒業している。
「おじいちゃんとおばあちゃんは元々鹿児島出身です。おじいちゃんが熊谷にある自衛隊の基地に勤務してた自衛官。それで基地の近くに家を構えたんです。おじいちゃんは何かあると、『嫁が』と口にする九州男児でした。お父さんは会社員でお母さんはパート。達也容疑者の兄は、今は家を出ていますが近くに住んでいて、よく孫を連れて遊びに来ていましたよ。どこにでもある普通のご家庭です」(前出・近隣住民)
安栖容疑者が起こした犯罪は今回が初めてではない。8年前の2015年9月、横浜市西区の路上で小学校6年生の女児を軽自動車に乗せて連れ去ったとして未成年者誘拐容疑で現行犯逮捕されているのだ。
その時、安栖容疑者は「親に承諾なく連れ回しました」と容疑を認めている。2016年1月に安栖容疑者は懲役2年、保護観察付き執行猶予4年の判決を受けた。
「2015年の事件の時は、女児とゲーム機のチャット機能を通じて連絡をとっていました。裁判官は安栖容疑者の犯した罪について『11歳と知っていたことが推認され悪質』と断じました」(社会部記者)