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退所後は暴走族とつるみ、20代は流されるままに生きて…“タッキー&翼と同期”元ジャニーズJr.(42)が実名顔出し告白「覚悟を決めました」《ジャニー喜多川性加害問題》

source : 週刊文春Webオリジナル

genre : ニュース, 社会, 芸能, テレビ・ラジオ

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「気づいたらいきなり咥えられ…」

「足の付け根、鼠径部を撫でるように触られたんです。とにかく気持ち悪かった記憶しかない」

 しかし、それ以上のことはなかった。

 性被害に遭ったのは、入所から約1ヶ月あまりが経った5月末だった。レッスンを終えた加藤氏は合宿所に向かった。

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 その晩、加藤氏が寝ている時のことだった。

「自分のところに来たのに気づきました。そのまま下から来て、気づいたらいきなり咥えられていました。マッサージされたかどうかも覚えていない。緊張と怖さでイケなかったんです。時間的には長く感じたし、早く終わって欲しいと思いました」

活動当時の加藤氏(本人提供)

 ジャニー氏は部屋を後にし、翌朝加藤氏が起きると、ジャニー氏の姿はすでになかった。その日から加藤氏の足は合宿所から遠ざかった。

「他の被害に遭ったジュニアは性加害の見返りとして1万円をもらったり、雑誌の撮影などの仕事が増えたと話しています。ただ僕の場合、特別にお金をもらうことも、露出が増えることもありませんでした」

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