「自分の都合のいいよう言うことをコロコロ変えるのは常套手段」
「自分の都合のいいように言っていることをコロコロと変えるのは山中の常套手段のようです。交際していたら罪が軽くなるとでも思っているのでしょうか……。
山中が以前、別の女性に対して『金持ってこい、殺すぞ』とナイフで刺したことがあり、罪が軽くなるように自分にもナイフで切り傷をつけて、傷害の罪に問われても罰金のみで済んでしまったと聞いています。
さらに、今回、花華にした“拘束行為”についてもその女性に対してやっていたようで、警察の方は『手口が一緒だ』と言っていました。また、山中は花華にも金銭を要求していたようです。昼も夜も働いてバイト代をもらっていたはずなのに、花華の財布には事件後、1000円しか残っていませんでした」(同前)
防犯カメラなどの解析や取り調べの結果、山中容疑者は7日に立花さんを暴行した後、立花さんの血をシャワーで流し、2人で焼肉を食べに行っていたことがわかっている。そして立花さんが亡くなってから通報するまでの“空白の時間”には、知人とお好み焼きを食べ、自身が営むキッチンカーで仕事をしていたという。
逮捕されるまでの間に「罪を軽くする方法」を何度も調べていた
こうしたなか、山中容疑者が通報した理由は、父親と母親がたまたま現場を訪れて花華さんを発見したからだった。Aさんが、山中容疑者の“残虐すぎる手口”を声を詰まらせながら語る。
「花華が亡くなって、逮捕されるまでの間に『罪を軽くする方法』と調べた、スマホの履歴がズラーッと並んでいたそうです。計168カ所殴られていた花華は、全身あざだらけでした。山中は殴りすぎて手が痛くなったので、エアガンを使い始めたそうです」
立花さんの名誉を思い、重い口を開いたAさんは最後にこう吐露した。
「145センチ37キロの小柄な花華が、180センチでガタイの良い山中から迫られただけでも、どれほどの恐怖だったか。花華のためにも、真実が伝わるよう願います」