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「『M-1で優勝できていない』と漏らし…」実力派コンビ「和牛」解散 “漫才への姿勢の違い”強調のウラで「週刊文春」が掴んでいたツッコミ・川西賢志郎(39)の“異変”

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 12月12日夜、実力派お笑いコンビ・和牛が来年3月末で解散することを発表した。これに先立つ10日、和牛が解散するという情報を掴んでいた「週刊文春」は所属する吉本興業に質問状を送付していた。

 解散を伝える報告の中で、和牛のメンバーである川西賢志郎(39)と水田信二(43)はそれぞれメッセージを発表した。

和牛・水田(左)と川西(右。川西Xより)

解散の理由として“漫才に対する姿勢の違い”を強調

〈きっかけは、3年程前に気の緩みから複数回の遅刻が重なったことでした。加えて漫才のパフォーマンスにおいて川西の要求に応えられないことがあり、漫才への取り組み方について川西との差を感じるようになりました。お客さんに笑ってほしいという目的は同じでしたが、川西の求めるものと自分のやりたいこととのギャップが徐々に開いていき、相方に対して意見することができなくなり、楽しかった漫才が苦しいだけの毎日になっていました。自分にとって、漫才も漫才以外のお仕事も、芸人の仕事は全て本業です。(略)川西のことは、絶対に大丈夫な人なので心配はしてません。僕自身のことはすごく心配だらけなのでこれまで以上に応援してください〉(水田)

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〈3年ほど前から、僕はより舞台に力を入れたいという思いが強くなる一方で、水田の劇場出番への遅刻が続いたことをきっかけに、自分と彼との漫才に対する姿勢の違いが目立つようになりました。徐々に彼を信頼できなくなり、節度を保てず厳しく言葉をかけることもありました。それが彼を苦しめることに繋がり、求めるような漫才もできなくなってしまいました。(略)今後も芸人活動は続けてまいります。新たに情熱を捧げられるものを探し、見つけ、挑戦していけたらと思っています〉(川西)

和牛の2人(水田Xより)

 解散の理由として2人は“漫才に対する姿勢の違い”を強調。そして水田は相方の川西について〈絶対に大丈夫な人〉だと記していた。

 2人の間に一体何があったのか——。実は「週刊文春」は取材の過程で、川西の“異変”を掴んでいた。