配信サービスについても、原盤権を持つ前事務所に収入が入る仕組みだ。
前事務所へ収入が入るのを安室側が嫌がった?
「レコード会社が原盤権を持つ前事務所と配信会社との間を取り持つ形になりますが、アーティスト本人の意向も契約には影響します。安室が前事務所へ収入が入るのを嫌がって、契約更新にストップをかけたのではないか」(同前)
あるいは、“完全引退”を考えてとの声もある。
「今年、故郷の沖縄で引退の年から5年に渡って行われてきた花火大会の「WE ♥NAMIE HANABI SHOW」が最後となりました。花火とともに、彼女のライブ映像が流れる有料イベントで、安室自身が沖縄の経済に貢献するなら、と5年間の約束で開催を許可していました。配信についても、引退から5年という節目での終了を考えたのかもしれません」(レコード会社社員)
もう一つ、最も身近な人物の声が影響したとの証言がある。
「彼女の長男(25)です。配信世代の息子が、『お母さんの曲、全然配信のランキングに入らないじゃん』と言ったそうです。安室は引退直前のインタビューで、『ママの息子で良かった、といつか思ってもらえるように仕事と向き合ってきた』と話しています。その息子から言われた一言に、ショックを受けていたそうです」(安室を知る人物)
所属レコード会社に、配信停止の理由について訊ねたが、締切までに回答はなかった。
いずれにせよ安室ファンは、とてもセレブレートできない状況が続いている。
文藝春秋が提供する有料記事は「Yahoo!ニュース」「週刊文春デジタル」「LINE NEWS」でお読みいただけます。
※アカウントの登録や購入についてのご質問は、各サイトのお問い合わせ窓口にご連絡ください。