30歳を目前にして、スポーツ界ではトップクラスの報酬を獲得――そんな日本が世界に誇る、プロ野球選手・大谷翔平(29)が実践した「開運術」とは?
朝ドラ、大河、月9など数々の人気作品を手掛けてきた脚本家・中園ミホさんの新刊『強運習慣100 運をつかんで幸せになる』(エクスナレッジ)より一部抜粋してお届けする。
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大谷翔平の8つの開運術
大谷翔平さんが高校生の時に書いた「目標達成シート」を見たことがあるでしょうか(ネットなどで見られるので興味のある方は調べてみてください)。
シートは、9×9のマスの真ん中に「自分の成し遂げたいこと」を書き、周りの8マスにその夢を達成するには何が必要なのかを考えて記入するのですが、大谷選手は真ん中に「ドラ1 8球団(8チームからドラフト一位指名)」という目標を書き、そのために必要な要素として「体づくり」や「変化球」「コントロール」など、野球と直接関わりのある項目に加えて、「運」と書き込んでいました。
さらに、その運を引き寄せるために、大谷選手は次の8つのことをあげています。
○あいさつ
○ゴミ拾い
○部屋そうじ
○道具を大切に使う
○審判さんへの態度
○プラス思考
○応援される人間になる
○本を読む
実力がすべてと言われるプロの世界なのに、それに挑むには、日頃の振る舞いから引き寄せる「運」が大切だと、誰に教わるでもなくわかっているのです。
特に、「あいさつ」「審判さんへの態度」「応援される人になる」といった項目は、運が人と人との間に流れているものだと知っているようです。
これらは、誰にでもできる身近なことばかり。日々をていねいに、人のために生きている人に運は味方してくれるのです。