「問題行動を自慢することがありましたね。例えば『車で130キロくらい出して交番の前を走っている。ナンバーや車種を覚えられる前に通り抜けて、ポリ公(警察)をおちょくっている』などと話していました」(同前)
花麻と「オフ」(=リアルな場)で接したこともある。
キャッチを睨みつける異様な行動
「一度、会食をする機会があり、実際に会いました。パチプロ、トラック運転手、溶接工など、仕事を転々としているようでした。会食をした際は穏やかでしたが、一緒に繁華街を歩いていると、声を掛けてきたキャッチを執拗に睨みつけるなど、振る舞いに品はありませんでした」(同前)
最後のやり取りは2019年だった。
「急に電話があり、『今は茨城にいるんだ。プレス工をしていて、指のけがをしたから労災で療養中だ』という近況報告がありました。報道されているような妙な集まりへの誘いを受けたことはありませんね」(同前)
週刊文春は、花麻がインターネット上に持つ複数のアカウントの存在を確認。自己紹介欄には「花麻重仁」「茨城県笠間市在住」などとあり、容疑者本人のプロフィールと重なる。
氷上で回る「少女型機械人形」
あるサイトのアカウントには、花麻が2013年に作成し投稿したとみられる3分間の動画が残る。ハッシュタグによれば、動画の中の主人公は「少女型の機械人形」という設定のアニメの登場キャラクター。
短いスカートから下着を覗かせ、氷の上でただクルクル回りつづけるだけの内容だった。〈なぜやったかは自分でも分からないw しかし後悔はしていないww〉という言葉が添えられている。
花麻は何を考えこんな動画を投稿したのか。それは少女にわいせつ行為をはたらくことと地続きなのか。警察の捜査が続いている。
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