1ページ目から読む
2/3ページ目
母は取材に「殺人を犯したとは考えられない」
知人宅には、若い外国人男女がたむろし、近隣住民と頻繁にトラブルを起こしていることで知られていた。だが騒音トラブルは、堀内容疑者の自宅周辺でも発生していたという。
「1週間ぐらい前、夜11時ごろに若い子らがアパートの敷地にある自動販売機の横に、レクサスを停めているところに遭遇しました。暴走族の車みたいに改造されていて、音楽がガンガン鳴ってたり、エンジンをふかしていたりでうるさかった。停めている場所は駐車場ではなかったので、堀内容疑者を迎えに来ていたのだと思います。夜遅い時間だったこともあり、何度か警察に通報されていました」(近隣住民)
周囲との問題が絶えない不良集団に属していた堀内容疑者。どんな人物だったのか。「週刊文春」の記者が堀内容疑者の実家を訪れると、母親のAさんが初めて取材に応じた。
「息子の恋人を通じて、事件当日の話を聞きました。バイクのトラブルが原因と言われているみたいですが、息子の友人のフィリピン人の男と亡くなった方は同じ女性が好きで、その女性を巡って殴り合いの喧嘩が始まったと聞きました。息子は亡くなった方と知り合いでもないし、殺人を犯したとは考えられない。ただ一緒にいただけです」