「3つの警察署で署長を務め、警視正にまで昇進した」(神奈川県警関係者)という“大物警察署長”だったX氏の退官後の「参政党入り」は、県警内部にも衝撃をもたらしたという。

「みんな『はっ?』という反応を示していました」(同前)

桜木町で行われた参政党の街宣

本人を直撃すると…

 そこで本人を直撃すると、1時間にわたって「参政党入り」の経緯を明かした。

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——参政党に入党した経緯について。

「約40年間、主に機動隊と公安警察官をやってきて、3年前に退職したんですけど、もう疲れたから、のんびり暮らそうと思ったのよ。もういいよと。それが、神谷さんの動画を観ちゃってさあ。すげえこと言うなあと思って。『多様性、ポリコレ、男女共同参画は元々、共産主義だ』って言うのを聞いて、『え、こんなのを街頭で堂々と言う男がいたの?』って。それが入党のきっかけですよ」

X氏(本人Facebookより)

——参政党のどのような理念に共感を?

「今のこの日本を破壊しようとしてるのは、かつての共産主義勢力だと僕は思ってるんで、それを真っ向から指摘して、『日本を取り戻すんだ』と言ってるのは参政党だと」

 大物警察署長はなぜ“参政党の守護神”になったのか。現在配信中の「週刊文春電子版」では、X氏の人物像と経歴、神奈川県警時代のX氏の評判と思想信条、参政党内での役割と働きぶり、「参政党入り」した後の県警内部での評判、そして1時間にわたった本人への直撃取材の様子について詳しく報じる。

文春リークス

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