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半裸で「噛んで噛んで」と懇願する濡れ場、堂々と不倫、新築の別荘が豪雨で流れる…仁支川峰子(65)が壮絶すぎる人生でたどり着いた“炎上慣れ”の境地

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 芸能生活50年を迎える歌手で女優の仁支川峰子(65)が4月5日、「マツコ&有吉 かりそめ天国」(テレ朝系)に出演した。

「準レギュラー扱いの仁支川は芸人のタイムマシーン3号とカレー店でロケ。カレーを絶賛しつつも、共演した芸人の風貌を罵倒するなど、相変わらずの毒舌にスタジオの有吉とマツコも大ウケだった」(放送記者)

 福岡県田川郡赤村出身。家は貧しかったが、15歳の時に全日本歌謡コンテストで優勝し、「両親に家を建ててあげたい」と歌手を目指し上京。翌年、デビュー曲「あなたにあげる」が55万枚のヒット。レコ大新人賞など賞を総なめにした。

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「悪い女」シリーズの舞台が好評(本人インスタグラムより)

デビュー3年後に「喉が潰れ、思うように声が出ない」

「衣装こそ流行りのパンタロンでしたが、演歌調の伸びやかで艶のある声でした。思わせぶりな歌詞が問題視され、デビュー年の紅白出場はかなわなかったものの、翌年から4年連続で出場した」(音楽関係者)

 人気歌手の仲間入りをはたすも、3年後に「喉が潰れ、思うように声が出ない」と歌手活動をセーブ。活路を女優業に見出し、映画「人間の証明」に出演。持ち前の明るさで「笑っていいとも!」のレギュラーを掴むなど仕事の幅を広げた。80年代に入ると五社英雄監督の作品に多く出演して頭角を現した。